譲ってくれてありがとう!

Annalouge(アナログ) Atsuko Ohya

2019年11月24日 21:24

Vol.11

自分史をつくることで、自分の生きた証(あかし)を残す
マイ ストーリーを次世代につなげる
Annalouge(アナログ)のライター 大谷(おおや)敦子です
   
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

週末、某うどん屋さんでの駐車場での出来事。
お昼時で、駐車場は車でいっぱい。
隣りのコンビニの駐車場は空いているけど、そこを拝借するわけにはいかないので(当たり前のことですが・・・)、
うどん屋さんの駐車場内でスペースが空くのを待っていました。

Photo by 123RF

食べ終わったお客さんが出て行って、「よかった~♪ やっと停められる」と思った場所は、“軽自動車用”。
普通乗用車の私の車は停められません。
もう少し待ってみることに。

次にお店から出てきたお客さんが停めていたのは駐車場の入口付近。ちょうど真っ赤な車が駐車場へ入ってきました。
真っ赤な車にそのスペースに停められても仕方がないなと思っていたところ、
その真っ赤な車は、私たちに気づいて、先に駐車するようスペースを譲ってくれたのです。

ほどなくして、真っ赤な車も駐車場に停めることができ、一緒に並んでお店の中へ。
私が譲ってくれたお礼を伝えると
「順番ですから」
となんともさわやかな返事が。
ダンディーな紳士と品のある素敵な女性でした。

なんとも清々しく、こんな晴れやかな気持ちになるのでしょう。
いつものうどんが何倍にもおいしく感じたのは言うまでもありません。

☆☆☆

以来、車に同乗していた息子は、
「順番ですから」
とダンディーな紳士を真似てます。
いいことは真似てもいいです。
素敵な大人に出会えたことは息子にとっても幸せです。

アナこと、大谷(おおや)敦子でした。


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